フールプルーフって・・・

こんばんは、今日もスーパー閉店近くの割引シールが貼られるタイミングを見計らってお安く総菜をゲットしたしもちゃんですw。

今日は、いつも思っているフールプルーフって何だろう?ということについて語ろうと思います。

フールプルーフっていうのは、フール(馬鹿)がやらかさないようにプルーフ(防ぐ)するという文字通りの意味で、製品などを提供する上で、扱う人が馬鹿でも、やらかしたりしないように、そもそもやっちゃいけないことをやれないように考えて作るってことです。

車でブレーキ踏まないとエンジンがかからないだとか、エンジンかけっぱなしでドアロックできないだとか、カーナビでTVが走行中に映らないだとか(その機能を切ってる人が多いようですが・・・)言うのもそうですし、洗濯機の脱水が蓋開けたら止まるだとか家電のいろいろな安全対策もそうですね。

そういったフールプルーフをいろいろ見てるとよく考えてるなーって思うのが多いのですが、時折、これ何考えてこういう風に作っちゃったんだろう?と思うのも多々あります(特にソフトのインタフェース的なものが多い)。

まず、銀行のATM。あれのやたらと確認押させるシステムって本当に役に立ってるの?といつも思います。

オレオレ詐欺の送金を思いとどまらせるにはほとんど役に立ってないですよね?

慌ててる人間は、ただ必死に押すだけですし、多くの人にとってはただうざったいだけですよね?

まあ、アリバイ作りというか、文句言われたら、こんなに確認押すようにしてるのにそれを圧して送金しちゃったんだから銀行に責任ないよ?とか言いたいがためのものという性格が強いですよね。

それでも、だからと言って何でもかんでも押させとけとか言うシステムは物を考えないにもほどがあるだろう?と思うのですね。

しもちゃんの口座のある銀行だと、出金するときは、暗証番号入れて、金額入れて、この金額でいいですか?と聞かれて、OK押して、その後、ほんとにいいよね?って聞かれて、OK押して、さらに操作終了なるボタンを押させられます。そこでようやくお金が出てきます。

2回目のOKまでは許せるとして、最後の操作終了は要らないんじゃないかといつも思ってます。

感覚的に、2回目のOK押した時点で終わったって気持になっちゃうので、ぼーっと待ってる時があります・・・。しもちゃんだけじゃなく、他の人がぼーっと待ってるのを時折見かけます。

また、この操作終了のボタンが、その銀行の金融商品みたいなのの宣伝が画面いっぱいに出て、下の方に分かりにくくでますので、パニックになってる人も見かけました。

似たようなもので、先ほどしもちゃんが買い物してきたスーパーのセルフレジでもあります。

  1. まず、レジ袋かマイバッグかを選ばせます。
  2. 次に、レジ袋かマイバッグを設置したかどうかを聞かれます。
  3. 次に、ポイントカードを持ってるかどうか聞かれます。ポイントカードが2種類あるので、ポイントカードA、ポイントカードB、なしの三択になります。
  4. ポイントカードを読み込ませます。
  5. 読み込みましたのメッセージが出て、OK押すまで進みません。
  6. バーコードを読み込ませては、商品をマイバッグにつっこんいきます。
  7. すべて読み込ませたら、終了を押します。
  8. 支払い方法(現金 or カード)を選択させられます。
  9. カードだと、この金額で引きますがよろしいですか?と確認を押させられます。

この流れで言うと、まず、確実に5番要りませんよね。何でそこで待ちを入れるのかがわかりません。

また、3のポイントカードもあり、なしでいいんじゃないかと思います。これを3択にすることで逆に操作ミス増えますよね。読み取り装置も同じなのに分ける必要全く無いと思います。別ならばどちらの装置を読み取り状態にするかを分けるためという大義名分があるかもしれませんが・・・。

というように、馬鹿のためのシステムでなく、馬鹿が作ったシステムに思えてくるようなフールプルーフ見るとしもちゃんはもやっとするのです(自分達で使ってみていいシステムだと思っているのでしょうか?)。

 

 

雑記

Posted by shimochan