【映画感想】岸辺露伴は動かない 懺悔室
★youtubeの動画の原稿★
(下の方に動画リンクあります)
岸辺露伴は動かない懺悔室観ましたが。。。
いやあ、ひどかった。
前作にも増してひどかった。
前作は薄めのコミック1巻分の原作だったので、チョイ足し、独自解釈レヴェルだったけど(それでも酷かった)、今回は、短編で普通に映像化したら15分ぐらいで終わる話を2時間弱まで引き伸ばしてるので中身スカスカな感じ。30分のTVシリーズでAパートとかBパートとかでやるレベルの話だと思う。
原作は岸辺露伴が間違って教会の懺悔室の神父側の席に入り込んだら、懺悔する人が入ってきて呪われた身の上聞かされるというもので、敵スタンドはおろか、ヘブンズドアすらも出てこない話。それを、まずは、原作では懺悔する人が口で語った内容をヘブンズドアで再度読む流れに変えてる。男が懺悔して説明してんだからヘブンズドア使う必要ねえよ。同じ内容を2回やって時間稼ぎしてる感。15分を30分に引き伸ばしてやったぜ!みたいな感じ。
で、その後、原作ではそこで完結してる話を懺悔男の娘にまで呪いがつながってるということでずるずる話を引き伸ばして2時間にしたって感じ。
原作の短いストーリーだからこそ、完成している話だと思うので、蛇足だらだらで引き伸ばしてるこの映画って、色々つっこみどころが増えちゃうんですよねえ。
前作でもそうだけど、この映画、映像美とかって褒める人多い印象で、確かに海外ロケで景色とか綺麗なんやけど、そういうのは映画自体の面白さの上に足してこそ、だと思うんよね。
あと先にも行ったけど、岸辺露伴の解釈違い。まあ、しもちゃんの思ってる岸辺露伴像と食い違ってるってだけで、普通に違和感ねえよって人が多いんかな。しもちゃんとしては、暗すぎる、静かすぎる、ぬけたところがないって感じで何か違うなー、と。
今回の話も、原作は、懺悔室に入り込んでやっちまった!って感じで、不可抗力だよね、とか言い訳してるのに、映画は自分で神父です、通してくださいみたいな感じになってるのがすげえ違和感。
というわけで、前作に懲りずに観に行って、やっぱりクソだった、という感想です。
あくまでしもちゃんの個人的感想なんで、異論は認めますw。
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